長いこと、古いロックとJAZZなんかのファンだったぼくは最近の音楽になかなか楽しみを見出せないでいたわけですが、何年か前から電子音楽やミニマルミュージック、現代音楽を通して、この人の音楽をもっと聴きたいと思うようなのがいくつか出てきました。
そのなかのひとりがこのTyondai Braxton。
Battlesからキャリアがスタート?か、どうかは知りませんが、バトルズより先にこっちにを聞いた気がする。YouTubeかな、見つけたの。覚えてないですが。
なんでも発見できるYou Tubeはほんとにすごいなあ。
Central Marketってアルバムが、これエレクトリック楽器とオーケストラの共演なんですが、ど肝を抜かれて、結構聴いてました。オーケストラって重いと思いきや、素晴らしいアレンジのものは耳に優しくて何回でもリピートしたくなる。
そんでもって、今回のアルバムはたまたまApple Musicで探したら、お、新譜あるじゃん。と。
前作HIVE1の流れなのか、またもミニマルテクノ系のでした。けど、前作に比べるといくらか優しいとうか。ハーモニーがわりかしあるので、聴いてて楽しいです。ダンスミュージック感が強い。使ってる音色が、あ、Tyondaiのアレだって固まってきました。というかわかってきた?
しかもこれ、Bandcampで投げ銭なんですね。お金はアメリカの銃規制運動の団体に寄付されるそうです。ぼくは大学の卒論、銃規制について書いたもんだからなんか親近感が湧きました。
大きいニュースになってるかわかないけど、今年の2016年6月にオーランドで起こった銃乱射事件だ、今までの被害者数を大幅に超えてアメリカ史上最も大きな発砲事件になったそうです。50人亡くなってます。
ぼくが銃について関心持ち始めたのは、たぶん他にも沢山いるかもしれないけど、マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」ってのを見たのが切っ掛けです。高校生くらいの時だと思う。ブラックユーモアも交えてけっこう面白く出来てる映画でして。そこからNRAって言葉を知ったりとか、ほかにも「American history of violence」「American Gun」とかいろいろ見る切っ掛けになりました。
現在進行形で、アメリカ大統領選挙でもドナルド・トランプ氏の発言なんかでNRAがまたコメントしてたりで、銃規制は結構タイムリーなネタなのかもしれないです。
映画とか見たり、ニュースとか見たりすると、ガンガン発砲してる映像とかでてて、アメリカではなんだ発砲とかテロ、殺人とか日常茶飯事で皆なんにも感じてないのかなあと、思ったりしたこともありましたが、実際そんなことないです。
身を守るためとは言え、発砲したら人が死にますから。
話がそれましたが、Oranged Out E.P、なかなか良いです。
ぜひ聴いてくだされ。
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